今回は皆さんにエアコンからの水漏れによる
「原因」と「対策」をご案内させていただきます。
これからじめじめとした梅雨から夏へと冷房を使用する頻度が増し、
故障等のトラブル防止のためお役に立てていただければ幸いです。
エアコン本体の故障を除く2大要因を下記にご説明させていただきます。
① まず初めにドレンホース自体の詰まりによる逆流です。
ドレンホースとはエアコン室内機で発生した水分を室外に排出させるためのホースです。
【原因】
エアコン室内機に発生する水蒸気が水滴となって
アルミフィン（蒸発器）に付着しドレンホースを伝わり
室外に排出されます。
その際に室内機に溜まったお部屋のホコリも
水滴と一緒に排出されるためドレンホース詰まりの
原因となりえる可能性がございます。
【対策】
エアーフィルターのお掃除を2週間に1回を目安に
行ってください。
汚れを掃除機で吸い取り、水洗いし日陰で乾かします。
フィルターの手入れによりアルミフィンの目詰まりを
予防し、結果ドレンホースのホコリによる詰まりの
予防にも繋がります。
（なによりエアコンを通して排出するお部屋の空気が
きれいになりますね！）
② 次は気圧差によるドレンホースからの逆流です。
【原因】
気密性の高いお部屋（鉄筋コンクリート造等）では換気扇を
回したときや、
屋外の風が強いときに室内と室外の気圧差によって
空気が逆流し、ドレンホースを伝わって排出している
水滴が逆流してしまうときがあります。
【対策】
お部屋の換気や吸気口を開いていただき、気圧差を減少する
ことにより改善されます。
その他もちろんエアコン本体の故障の可能性もありますが、
主に上記2点による水漏れが8割とされております。
まず初めに上記2点の対策をしていただき、それでも改善されない場合は
メーカーやお部屋の管理会社に相談してはいかがでしょうか
※詳しくはお部屋に備え付けの取扱説明書をご覧下さい。
